就労継続支援B型の人員配置区分とは?
- 和輝 山本
- 6月22日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
行政書士燈綜合事務所の山本です。
就労継続支援B型の運営にあたっては、人員基準を満たす必要があります。
人員の配置の数により、障害福祉サービス費も変動します。
今回は人員配置区分について解説いたします。
人員配置区分の種類
人員配置区分には、I型(6:1)、Ⅱ型(7.5:1)、Ⅲ型(10:1)の3種類がございます。
①6:1の場合
6:1は利用者様6人に対して支援員1人という配置割合になります。
利用者様の人数に対して支援員の数が多いほど、手厚い支援ができるということになります。
配置区分I型(6:1)を算定できることが、最も障害福祉サービス費が高くなります。
また、I型(6:1)の場合のみ、目標工賃達成指導員配置加算を算定することができます。
②7.5:1
7.5:1の場合は、利用者様7.5人に対して支援員1人という配置割合になります。
6:1と10:1の中間的な配置となり、サービス費も中間の水準となります。
③10:1
10:1の場合は、利用者様10人に対して支援員1人でよいということになります。
障害福祉サービス費は下がりますが、少ない支援員で算定できるため、人手不足でも対応ができます。
上記人員配置区分ですが、これは現在の事業所の実際の利用者ではなく、「平均利用者数」に対しての割合となります。
人員配置区分は現在利用している人数ではなく、「平均利用者数」を基に判定します。
平均利用者数は次のように計算します。
・開所から6か月間:利用定員の90%
・開所6か月~1年間:開所1~6か月の平均利用者数
・1年度経過後:前年度(4月~翌3月)の平均利用者数
よって、一概に利用定員とは一致しないという点がポイントとなります。
障害福祉サービス費の変動
上記人員配置区分が変化することによって、障害福祉サービス費にどのような変化がみられるかを見ていきましょう。
今回は例として令和8年現在、平均工賃10,000円以上15,000円未満の定員20名の事業所で見ていきます。
配置区分6:1の場合、673単位です。
同様に、7.5:1の場合、614単位、10:1の場合、532単位になります。
地域区分を加味しない場合、1単位は10円ですので、
6:1の場合、6730円
7.5:1の場合、6140円
10:1の場合、5320円
ということになります。
このように見ると、6:1の場合と10:1の場合で1日1人あたり1400円以上差があることになります。
これが1ヶ月あたり20日の利用、20人とすると、
6730×20×20 = 2,692,000
5320×20×20 = 2,128,000
と、564,000円もの差が出ることがわかります。
運営上、この差は大きなものですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
人員配置区分の変化により、事業所に入ってくる障害福祉サービス費に大きな変化が見られることがわかります。
一方で人員配置区分を上げるためには、その分支援員を採用する必要があるため、コストもかかります。
この辺りのバランス感が必要になってきます。
人員配置区分の選択は、障害福祉サービス費だけでなく、人件費や事業所の運営方針にも影響します。
「現在の配置区分で適切か確認したい」
「平均利用者数の計算方法が分からない」
「人員配置を見直したい」
といったご相談がございましたら、お気軽に行政書士燈綜合事務所までお問い合わせください。


